国府台高校の校内探索ツアーを開催!

螺旋階段や生徒会館の跡や陸軍の痕跡巡り

国府台高等学校来客用玄関前解説

千葉県立国府台高等学校(以下、国府台高校)同窓会(鴻陵会)(以下、同窓会)では、毎年5月の第4日曜日に母校で総会を行うことと会則で定められています。

2025年も5月25日(日)に母校、国府台高校の会議室にて同窓会総会を行いました。

特にコロナ禍以降参加者が非常に少なくなってしまった総会に合わせて、昨年から同窓生で、現在、母校、国府台高校の教員でもある三上勝伸​​先生(35期)に協力いただき、母校の校舎や敷地内を巡る「校内探索ツアー」を2024年度に引き続き開催しました。

1963年からの特徴ある螺旋階段が2009年に撤去

螺旋階段跡地と野球部ブルペン

この写真、1,2年生の教室の入る第2校舎の北側ですが、何かお気づきのことなどありますか?

1963年に建てられたこの生徒棟には螺旋階段がありました。この螺旋階段、2009年8月に老朽化のため撤去されました。壁から突き出た突起が螺旋階段の踊り場だった部分になります。

医科歯科大側校舎流し台

校舎内にはこんなレトロな流し台も。当時この校舎を使っていた鴻陵生のみなさん、この流し台、どこにあったか覚えていますか?

2階3-7組側から2‐2組側渡り廊下解説

シンボルのヒマラヤ杉も1本は伐採

国府台高校のシンボルの一つだった中庭のヒマラヤ杉、残念ながら1本は枯れてしまい安全性から2021年3月に伐採されてしまいましたが、残りの1本は、校舎よりも高くなって今も残っています。

3階2-7組側渡り廊下中庭の様子

第2校舎東側の県道1号線沿いのこの角には、かつて生徒会館がありました。新校舎建設の際に重機を入れるのに取り壊されてしまったとのことですが、筆者の在学時代には、既に生徒会感はありませんでしたが、この生徒会館を新設するための生徒会館設立委員会が設置されていたことを思い出します。

焼却炉2階からの様子

校庭の端に道路の下まである池が存在

国府台高校の校庭の端には道路の下にまで続く丸い池があるのをご存知ですか?一昔前の先輩方にとっては、今の校舎が建つ前に使われていた木造の理科校舎の下にこの池はありました。陸軍が駐留していた時代に、この池の真ん中に日の丸の掲揚台があったと言われています。

国府台高校グランドの池

池の近く、第2校舎西側のヒマラヤ杉も大きくなりました。その下にあるコンテナ。私もサッカー部時代に部室として使っていましたが、こうしたコンテナの設置も無断設置ということで撤去されてしまうそうです。

グランド文化祭材木残材保管コンテナ前

次回開催時には是非ご参加を!
2024年、2025年と2年続けて行ったこの「校内探索ツアー」、新しい校舎になる前の諸先輩方はもちろんですが、20代30代の同窓生にも好評でした。

教室耐震補強とエアコン

47期の筆者の世代は、校舎や体育館などは大きく変わりませんが、教室には耐震補強が入ったり、今年も猛暑が続き熱中症などの心配などもされますが、全教室にエアコンが完備されたりなどの環境は変わって来ていました。

今後もこうした企画を立てましたらご案内しますので、是非参加してみてください。

3階青空廊下英語科教室側グランド解説

(高橋亮平47期・鴻陵会理事長)

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